全日本ソロが終わり、張り詰めていたものがパーンとはじけたような気持ちでこの数日を過ごしています。月にたった2回の練習を見てきただけなのにも関わらず、です。
というのも、今年は教え子ちゃんたちが彼女たちなりにいい具合に仕上がっていたので、本番でどれだけ出し切ることができるか、いつになく楽しみにしていたからです。
よくある「期待に応えてほしい」という押し付けがましい希望ではなく、ただただ「それぞれがやってきたことを全員出し切ってほしい」と純粋に願っていました。
でも、それは、全員は叶いませんでした。
大会当日は、終わったことにホッとしてとくに何も思わなかったのですが、時間が経つにつれて指導者としての不甲斐なさが悔やまれて悔やまれてしょうがなくなってきました。
なにがまずかったんだろうか。
自分のしてあげられることの中で、足りなかったことは何だろうか。
逆にしすぎてしまったことはなかったか。
気持ちにマイナスになった発言はなかっただろうか。・・・
大会後すぐの練習の合間に、子どもたちから感想を聞き、今後考えてもらいたいことを伝えました。
その間も、いろんなことが自分の中でひたすらぐるぐるして言葉に表すと「でも」「だけど」「そうだったのかもしれないけど」みたいにすごくダサい発言になりそうなのと、中身がないのにただ話が長い人になりそうで、ひたすらそこにフタをしていました。
毎年律儀にこのタイミングで寄せ書をくれるので、お母さんたちも聞いている中、ひとことお礼を言うのですが、今年ばかりは「ありがとう」と書かれたものを見た瞬間から声が上ずり、何を言ってるのが自分でもわからない感じで「悔しい」が口から漏れてしまいました。
いちばん悔しいのは本人たちなのに。ダメなコーチだなとわかってはいるものの、言葉は続かず。
OGの子がフォローしてくれましたが、ひとこと言い忘れてしまったので書き残しておこうと思います。
みんな、ごめんね。思い切った演技ができなかったのは、ギリギリのところを攻めさせようと余裕を作らなかったわたしにも原因があったと思います。あとはお話した通りです。みんなもがんばる分、それ以上にわたしもがんばるね。
今週末も大会。グループもペアも課題が山積みすぎて不安しかありませんが(笑)、残りの練習もしっかりお願いします!

Maya