競技者として、表現者として

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On 10月 16, 2017, Posted by , In unicycle, With No Comments

今日は、とある都内の一輪車クラブで
 初心者体験会がありました。
 
 一輪車にはじめて触れる子が来ました。
 初心者指導の場数はかなり踏んできたので、
 少人数だったこともあり、わたしが乗り方を手取り足取り教えました。
 
 クラブ員は通常の練習を。
 途中、体験にきた子たちに演技を披露するため衣装にチェンジ。
 
 着替えてもダラダラした雰囲気が何も変わらなかったので、
 どうなることやら…と心配したのですが、不安は的中。
 
 正直、落車は仕方ないと思います。
 問題は落ちてしまった、そのあと。
 
 なぜヘラヘラしてるの?
 なぜミスして平気そうな顔してるの?
 なぜ落ちてコーチの顔色を伺うの?
 なぜそのあともっと一生懸命やろうとしないの?
 
 え、なぜ?
 
 意味がわからない。
 
 
 一輪車競技をやっている選手として、
 一輪車ってこんなにダサい競技なんだって思わせたいの?
 
 何かを伝えようとする表現者として、
 何を伝えようとしたの?
 
 演技披露をしたのは中学生と小学生(低学年)、未就学児。
 何歳だろうが関係ない。
 
 一生懸命がんばってるはずの一輪車という競技を
 自分たち自身の手でツマラナイ物にした。
 
 初めて一輪車の演技を観るお客さんに
 ショーモナイ物を見せてしまった。
 
 その罪は重い。
 
 
 体験に来た子たちが、ママに向かって
 「もっと一輪車やりたい」と言っていたことだけが
 唯一の救い。
 
 
 maya
 

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