昨年と違ったこと(全日本)

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On 7月 31, 2018, Posted by , In unicycle, With No Comments

指導者として関わっているクラブで、
 昨年に比べて子どもたちが、いや、
 選手たちが成長したなあと思ったことがあります。
 
 「自分たちでなんとかしよう」という
 意思が垣間見えるようになったことです。
 
 これまでは(学年が低かったこともあるけど)
 課題を解決する方法を考えずに、
 すぐにOGに答えを求めに行ってました。
 
 客観的に見れる立場の人の意見を聞くのは
 とても大事なこと。
 
 でも、何も考えずに聞くのは…
 
 頼る存在が(チームの)中ではなく、
 外にしかないのは、チームとして成り立たない…
 
 え。これOGが居なくなったらどーすんの?
 
 
 と、ずーーっと思ってました。
 
 
 
 以前は、たとえば
 
 「この場面やりにくいところある?」
 
 と尋ねても、
 
 全員「(直立不動で)・・・」
 
 
 と、なることがほぼ毎回でした。
 月に2回しかない大事な時間なのに。。
 
 シーンとなると、
 
 反応しなさーい!
 シカトするあんたたちに注ぎ続けるほどの
 無償の愛はない!
 
 ってわたしに叱られたり、
 同じ質問をまた投げ掛けようとするタイミングで
 OGからの怒鳴り声が飛んできてました。
 
 まあ、ゼロになったわけじゃないんだけど(笑)、
 今年の選手たちは違って、問いかけると
 
 (ごにょごにょ)と小さい声で何かしら話し合い、
 (ごにょごにょ)と小さい声で答えを返してくる。
 
 それはそれで、聞こえなーーーい!と
 わたしも大声で返しますが、
 反応が返ってきたことを
 内心、嬉しく思ってました。
 
 
 メンバーチェンジはあったものの、
 長い時間をかけて、選手も保護者も一丸となって
 作り上げてきた演技。
 
 メンバーの半分以上が
 一番練習して欲しい時にケガをしたり、
 アクシデントに見舞われたりと、
 だーーいぶ波瀾万丈でした。
 
 本番も落車はもちろんのこと、ミスだらけし、
 完ぺきには程遠かった。
 
 でも、途中で集中力を切らすことなく
 みんなで励ましあって、
 最後までやり切ろうとしてたことに、
 最後までやるべきことをやろうとしていた姿に、
 選手たちの成長を感じました。
 
 大会後の練習で、改めてみんなを目の前にしたとき、
 長かったきれいな髪の毛をこれでもかとばかりに
 切ってしまったのを見て、
 話したいことが吹っ飛んだので(笑)、
 こんな風にブログに書いておきます。
 
 途中で投げ出さずにがんばってくれて
 ありがとう!
 
 
 さて、
 受験生(戻ってくると宣言してくれた子)もいるし、
 学業や部活との両立に悩んでいる子もいます。
 
 いくら技が上手でも、いくらすてきな選手でも
 わたしは絶対残れなんて言えない。
 あなたの人生だから、あなたが考えて決めればいい。
 
 わたしは部活の経験がないから
 両立で大変な思いもしてないし、
 大学受験も一回ではスルーできなかったから、
 今しか出来ないことをいっぱいがんばれ!と
 心の底から思います。
 
 いっぱい悩んで、いっぱい苦しんで、
 ひと回りもふた回りも成長してね。
 
 ひとつのことを長く続けるのもあり。
 ふたつもみっつもがんばるのもあり。
 
 結論、みんな待ってるよ!(ふふっ。笑)
 
 
 maya
 

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